基本情報
国名 | タイ王国(Kingdom of Thailand) |
---|---|
首都 | バンコク |
公用語 | タイ語 |
国王 | ラーマ9世プーミポン・アドゥンラヤデート |
面積-総計 | 514,000km2(世界第49位) |
人口-総計(2004年) | 64,865,523人(世界第19位) |
日本との時差 | マイナス2時間 |
通貨 | バーツ(THB)。補助通貨はサタン(Satang)。1B=100サタン≒3.61エン(2007年2月現在) |
国際電話番号 | 66 |
電圧/電源プラグ | 220ボルト/A,B,BF |
地理
日本の約1.4倍の面積を持つタイは、インドシナ半島の中央部に位置した熱帯の国。ミャンマー、ラオス、カンボジア、マレーシアの4つの国と隣接しています。国土は南北1,600km、東西800kmの地域を占め、象の頭の形に似ています。また、タイは大きく4つの地域に分けられます。
北部
山岳地が広がり比較的涼しい気候の北部には、タイ国内最高峰であるドーイ・インタノン(2,576m)があります。
東北部
コーラート台地が広がり、雨量が少ない乾燥地帯。近年は水路や灌漑施設が開発されているものの、タイでもっとも貧困な地域のひとつです。
中央平野
メナーム・チャオプラヤ(チャオプラヤ川)が流れており、「チャオプラヤー・デルタ」と呼ばれる豊沃な土地が広がっています。世界有数の稲作地帯としても有名です。
南部
マレー半島の一部でもあり、錫(すず)、ゴムの産地として有名。雨期が中央部より長いことでもよく知られています。
気候
赤道から北緯30度の地点に位置し、モンスーンの影響を大きく受ける熱帯地域。平均気温は26℃で、基本的に雨期、乾期、暑期の3つの季節に分けられます。南北で緯度の差が16度あるため、地方により様々な変化が見られます。
暑期(3〜5月)
4月がもっとも暑く、日中の気温は30〜40度ほど。雨の少ない乾燥したシーズンです。夜になっても気温がなかなか下がらないため、熱射病や脱水症状に注意してください。
雨期(6〜10月)
雨や曇りの日が多くなります。1日に数回、30分から1時間ほど激しいスコールが降る蒸し暑い時期です。
乾期(11月〜2月)
雨が少なく、気温もそれほど上がらないため、年間で一番過ごしやすいシーズンです。12月は朝晩冷え込むこともあるので、セーターなど温かい服装を用意しておくとよいでしょう。南部はもっとも降水量が多くなる季節なので注意。
入国
ツーリーストビザ
観光目的のための入国許可です。最高60日間の滞在許可が与えられます。出入国管理局事務所で申請をすれば、最高30日間の滞在延長が可能です。
入国後30日以内に出国する予約済み航空券を所持している場合はビザは不要。片道航空券での入国、あるいは30日以上の滞在を予定している場合は、観光目的でもビザが必要となります。タイ入国時には、出入国カードの記入が必要です。
パスポート残存有効期間
タイ到着時に6ヶ月以上あれば入国可能です。
※ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがございます。事前に大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
旅知識
両替について
空港、ホテル、市内の銀行又は銀行が運営している両替所へ。
公官庁営業時間
公官庁:月〜金曜 9:00-16:00
銀行 :月〜金曜 9:30-15:30
商店 :毎日 10:00-20:00
チップの習慣
基本的には必要ありませんが、一流ホテルや高級なレストランでは払うのが一般的です。 10%程度。タクシーには不要です。
水道水について
水道水は飲めないので、ミネラルウォーターを飲むようにしましょう。
氷なども避けたほうが無難です。
予防接種
汚染地域から入国する場合を除いて、予防接種の必要はありません。訪問地域によっては、マラリアの予防薬の服用しておいた方が望ましいです。
※日本の衛生当局で最新の規定を確認して下さい。
渡航に関する注意事項
宗教を尊ぶ国なので寺院等での行動、言動には注意を払ってください。
- 仏教上、僧侶は女性に接触してはいけない教義があります。
- 宗教的な聖域ではきちんとした服装が必要です。短パン、ノースリーブ、ミニスカート等の肌を露わにする格好は厳禁です。
- 人の頭をなでることもタブーなので、注意が必要です。
掲載のクチコミ情報・旅行記・写真など、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます。